AIとの付き合い方のコツ – 虚しさから抜け出す方法を紹介

AIとの上手な付き合い方をテーマにしたアイキャッチ画像。人とAIが笑顔で手を取り合っている

はじめに

AIに関してこんな言葉をSNSなどでよく見かけます。

「隙間時間でポチポチするだけで月収○万」

「人間らしい文章はこのプロンプトで解決」

AIは私たちの生活を激変させるツールです。

でも、ふと思うんです。…本当に、これでいいのか?

副業でお金も稼ぎやすくなった。

コンテンツは増えてる。報酬も入ってくる。なのになぜか、心が満たされない。

このモヤモヤした違和感。

その先にあるのが「虚しさ」です。

実は、AIとの付き合い方を間違えると、効率化できても虚しさが残ったままになってしまいます

この記事では、AI初心者としてブログに向き合う中で感じた違和感と、AI時代に「自分らしさ」を大切にしながら、やりがいを取り戻すための活用法をご紹介します。

AIに頼りすぎると訪れる虚しさ – 3つの理由

AIは優秀なツールでありながら、使い方のバランスを崩すと「自分らしさ」を奪う存在にもなります

ここでは、AI時代に感じる虚しさの理由を、3つの角度から見ていきます。

理由1 – 効率化は進むが「自分が作った」という実感が薄れる

AIを使えば、確かに効率的で便利です。

でも、その便利さの中で「自分らしさ」を見失うと、どこか虚しさが残ります。

大切なのは、効率化の先にある「自分がやる意味」を忘れないこと。

AIを活用すれば、ブログ記事も動画も画像も、誰でも簡単に発信できる時代になりました。

でもここに、見落としがちな点があります。

「誰でも簡単に」ということは、言い換えれば「あなたである必要がない」ということ。

多くの人が、この瞬間にふと虚しさを感じるのです。

私はネット上で、こういった事例を目にしたことがあります。

「数分で記事を書き、数記事で収益化」

こんな事例を見るたびに思うのは、

「そんなに簡単に作れるなら、私じゃなくてもいいよね?」

その瞬間、それまで感じていたワクワクが一気に冷めました。

人は稼ぐことが当たり前になると、次に自分の価値に目を向けるようになります。

AIを使うこと自体は悪いことではありません。

むしろ、時間を節約できるメリットは大きい。

その一方で、効率化が進むほど「自分がやる意味」が見えにくくなるのも事実です。

理由2 – コンテンツの均質化で差別化が困難になる

AIをどう使うかよりも、「何を伝えるか」のほうが大切な時代になっています。

活用法は調べれば、誰でも簡単に手に入ります。

AIを使うこと自体に、差はほとんどありません。

実際、ChatGPTの週間アクティブユーザーは4億人を超えています。

参考リンク:「OpenAIの週間アクティブユーザーが4億人を突破」― 出典:Reuters(2025年2月21日公開)

つまり、世界中の人が同じAIで、似たようなコンテンツを生成している可能性があるということ。

その結果、プラットフォーム上にはAIによる量産コンテンツが急増し、個性が見えにくい世界が現実になっています。

当初は、AIが作った画像や動画を見て、「すげえぇぇぇ!」と興奮しました。

でも今は、「またAIかぁ…」と感じる瞬間が増えてきた気がします。

世に多く出回っているものほど、人の目も慣れ、感動のハードルは上がってしまう。

一方で、制作者の実体験や日常の悩み、積み上げてきたスキルなどに焦点を当てたコンテンツはリアリティがありますよね。

「もっとこの人を知りたい」

そんなファン心理が働くから、長く評価されるようになります。

AIとの付き合い方で本当に大切なのは「どう使うか」ではなく「何を乗せるか」。

同じツールを使っても、そこに込める想いや経験が違えば、まったく別の価値が生まれます。

そして、この個性の重要性は、実はプラットフォームの評価基準にも表れています。

理由3 – AIが進化しても、自分らしさを失うと評価されない?

各プラットフォームの動向から見ても、AIに頼りすぎたコンテンツは淘汰される未来が予想されます。

例えば、検索エンジンの大手Googleは、ChatGPTリリースの約2週間後に新しい評価基準を発表しました。

それが「E-E-A-T」という考え方です。

それまでの「E-A-T(専門性・権威性・信頼性)」に加えて、新たに「Experience(体験)」が追加されました。

参考リンク:品質評価ガイドラインの最新情報: E-A-T に Experience の E を追加(2022年12月15日)

つまり、Googleは「あなただけの体験も評価するよ」と言っています。

具体例で考えてみましょう。

【例】フライパンの選び方について

AIが生成した記事

「〇〇ブランドで「軽さ」にこだわったモデル。IH対応という点も安心です。にぎやかな日常使いに向いており…」

主婦が書いた記事

「毎日3食作る私が3年使ってわかったこと。このフライパンは重いけど、焦げ付きが全くない。これは本当に助かります。特に朝の弁当作りで…」

やはり、主婦の方の文章には説得力が出ますよね。

Googleの意図は誰にも分かりません。 

ですが、AIが普及する未来を見越して、新たな評価基準を設けたように私は感じました。  

実体験が評価される時代だからこそ、ただAIを使うだけでは生き残れない。

言い換えれば、自分の体験をAIにうまく乗せられると、成果も評価も得られるということ。

虚しさから、やりがいへ変化させるヒントとも言えます。

AIとの付き合い方を変える – 2つの考え方

AIとの関わり方をほんの少し変えるだけで、「自分らしさ」を保ちながら、もう一度やりがいを感じられるようになります。

多くの人が感じる虚しさは、AIとの付き合い方に少しズレがあるだけ。

ここでは、AIをうまく活用しながら「自分らしさ」を取り戻すための、2つの考え方を紹介します。

考え方1 – 「自分らしさ」とは、自分に正直になってみること

最近のAIは本当に優秀なので、「AIが生み出したから良いものだ」という思い込みが生まれます

でも実際に見ると、

  • なんか文章がしっくりこない
  • この動画、不自然かも
  • もっと〇〇なイメージの画像にしたい

こういったAIのアウトプットが「何となく嫌だ」という感覚ってありませんか?

実は、ここが大事なんです。

あなたが最近「何となく嫌だ」と感じたAIのアウトプットはありますか?

その時、どんな気持ちでしたか?

それって実は、あなたの意思がちゃんと乗っているから感じる感覚なんです。

その直感を無視してしまうと、機械的で個性のないコンテンツが生まれてしまいます。

AIとの付き合い方で「自分らしさ」を保つには、

  • 自分に、正直になってみる
  • どうしたいのか具体的な言葉に落とす
  • AIに指示して反映させる

完成された指示をAIに丸投げするのではなく、自分の言葉を持ち、自分で判断して決める。

AIと向き合うときは、「自分の感覚を信じること」が大切なんです。

考え方2 – 「AI × 人」掛け算の思考がコンテンツの質を決める

多くの人は「AIか人か」という二者択一で考えてしまいます。

でも、本当に大事なのは「AI × 人」の掛け算なんです。

【よくある思考パターン】

  • 「AIの方が優れてるから、AIに頼ろう」だと、均質化・虚しさを感じる
  • 「人の方が大事だから、人だけでいい」だと、疲弊してやめてしまう
AIとの付き合い方の思考パターンを表現した画像

AIとの正しい付き合い方

  • 「AI > 人」、「 AI < 人」のような偏った比較は、AIを活かしきれない
  • AI × 人」の掛け算だと、価値が一気に膨らむ
AIとの正しい付き合い方を表現した画像

AIが誰にでも使える今、人としてどう成長するかが、いちばんの差になります。

自己成長こそが、AIを最大限に活用する土台です。

小さな行動からでも、自分自身を磨いてみましょう。

あなたなりの、ひと言、ひと工夫。

その小さな積み重ねが、いつの間にか大きな価値を生み出します。

AIとの付き合い方を深める – 3ステップ活用法

ここからは「虚しさを手放し、AIを使いこなす人」になるための実践です。

大切なのは、この3ステップの順番です。

いきなりAIを使ってはいけません。

いきなり自分で作ってもいけません。

「勉強 → 実作業 → 融合」という流れが、あなたの判断力を育てます。

ステップ1 – AIを活用する分野を勉強してみる

【所要時間:3~5時間】
【最小限の行動:本を1冊読む】

AIを使いこなすには、活用法を知るだけでは足りません。

活用する分野の基礎知識を身に付けることが、全てのスタートになります。

万能ツールに思われがちなAIですが、ひとつ注意すべき点があり、それは「命令されたこと以外は予測でしか出力できない」ということ。

知らないことはAIに指示しようがないし、細かなニュアンスまでは再現できないんです。

逆に、専門的な知識が入ると、クオリティが上がることに繋がります。

つまり、AIの活用法以外で周りとの差別化を強めるということです。

例えば、ライティングを勉強していると以下のような項目が出てきます。

  • PREP法
  • SDS法
  • 冗長表現を省く
  • 文章にリズムをつける

知らない人からすると「文章にリズムをつけるって…どういうこっちゃ?」って感じですよね。

でもこの知識があると、AIへの指示がガラッと変わります。

「この部分は、PREP法で構成してほしい」と具体的な指示もできるし、自分の意志を乗せることにも繋がります。

私はこの方法で文章を修正していますが、グッと伝わりやすい内容に化けるし、できあがった記事は、我が子のように思えるんです。

勉強する方法としておすすめは、やはり「本」です。

本には必ず筆者がいます。

その分野に精通している人の話なので、説得力があり、情報も濃い。

1冊だけでも構いません。

本屋に足を運んで、自分が身に付けたい知識の本を買ってみましょう。

読書が苦手な方へ向けた記事も書いてます。合わせてご覧ください。

ステップ2 – 実際に自分で作ってみる

【所要時間:毎日15分~30分】
【最小限の行動:完璧を目指さず、手を動かす】

意外とAIの活用法で勉強になったのは、「自分で作ってみる」ことです。

「AIがあるのに自分で作る必要があるの?」と思う人は大半だと思います。

というか、この文章を書いた時点で、私には聞こえてきました(笑)。

そして同時に、こう思ってるかもしれません。

「技術的に難しいし、完成なんてできない…」

ちょっと待ってください。

ここで大事なのは、完成させることではなく「手を動かした実感」です。

なぜなら、試行錯誤こそが、あなたの判断力を育てるから。

自分で作るということは、人の温度感が入るということです。

特に文章ではそう感じます。

最終的な評価をするのは人です。AIではありません。

質の高いコンテンツを作るためには、人として評価する目が必要になります。

自分で書くことによって、

  • あっ、ここは具体的なイメージじゃないと伝わらない
  • もっと簡潔に書かないと離脱されそう
  • ありのままの言葉が刺さるかも 

といった、個人の判断力が身に付きます。

だから、少しの実作業が大事。これは、動画や画像でも同じです。

短編記事を1本書いてみると、人の温度感が分かる。

1分の自己紹介動画を編集してみると、演出の挿入ポイントが掴める。

絵を1枚、下手でも描いてみると、画像全体のバランスや比率が身に付く。

こういった実作業こそが、人の心を揺さぶるコンテンツに繋がります。

毎日15分だけでも、制作する過程を体験してみましょう。

ステップ3 – AIと自分らしさを掛け合わせて完成させる

【所要時間:人それぞれ】
【最小限の行動:試行錯誤する】

AIの出力はゴールではなく、そこからが本番です。

自分の判断で調整を加えることで、初めて「自分らしさ」が乗ります。

ステップ1で学んだ知識、ステップ2で得た実作業の経験。

この2つがあれば、AIのアウトプットを「評価する目」がすでに育っています。

そして、アウトプットを見た時に「ここは自分の言葉に変えたい」「この部分は削除したい」という、自分の意志が乗るようになるんです。

勉強した知識を込めてAIへ指示。

AIに指示を出している人の姿を表した図。自分の考えをもとにAIへリクエストしている様子。

AIのアウトプットを自分の目で判断。
個性を加える?削除する?修正する?
あるいはAIへ追加指示。

AIの出力結果を確認し、自分の視点で判断している人を描いた図。AIの提案を活用している様子。

AIと共に作り上げ完成。

AIと人が協力して成果を生み出した状態を表現した図。共創の達成を象徴するイメージ。

重要なのは、必ず自分の目で判断して修正を加えること。

特に、自分の体験談なども盛り込むと、一気に個性の出たコンテンツに仕上がります。

たったひとつの判断でも、あなたとAIが共に作り上げたことに変わりはありません。

しかも、AIによる大幅な効率化のおまけ付きです。

それが個性となり、虚しさではなく、やりがいに変わっていきます。

完璧を目指さなくて大丈夫。

自分の言葉で少しずつ整えていくことが、AIとの本当の共創です。

虚しさから抜け出す – 「自分らしさ」は非効率な体験の中にある

最後に、もう少し感覚的な話をします。

AIとの付き合い方を変えるのは、実際に触れる体験の中にもあります。

個性、オリジナリティ。こんな言葉は難しく考えてしまいますよね。

でも実は、新しい体験をするたびに、あなただけの「言葉」が生まれるんです。

なぜなら、新しい体験から生まれる「感覚」や「気づき」は、AIには絶対に生み出せないものだから。

あなたが感じたことを、ぜひ具体的な言葉にしてみましょう。

その言葉をAIへ指示すれば、自然と誰にもマネできないコンテンツに仕上がります。

【今月から始められること】

  • 週1回、新しいカフェに行く
    そこで感じた雰囲気を言葉にしてみる
  • 月1冊、自分と関係のない本を読む
    そこから得た視点をメモしてみる
  • 1日15分、近所を散歩する
    見つけた「美しい景色」を写真に収めてみる

実は、この章の目次。

私が、都内に出かけたときに見つけた言葉なんです。

帰りの電車まで1時間以上あったので、ふと駅構内の本屋に立ち寄りました。

まったく行ったことがない本屋です。

特に目的もなく、ただの暇つぶしに手に取った一冊。

そのときに、目に入ってきた本の表紙が「非効率な体験」だったんです。

私の中で、言葉にできなかったモヤモヤが、スッと晴れていくような感覚でした。

AI界隈では「効率化」が主なテーマです。

真逆な表現をしている言葉が新鮮だったし、これからのAI時代には大切な言葉だと思ったんです

こういった新しい発見こそが、虚しさを埋めるきっかけになります。

非効率に見える体験だからこそ、あなたの「本当の言葉」が生まれるんです。

その言葉は、きっとAIにもあなたの温度を宿します。

まずは、1つだけでも構いません。

小さな新しい体験から、ゆるく始めてみてください。 

まとめ – AIとの付き合い方は、あなたの成長とともに変わる

AIの本当の価値は、使い手がどれだけ成長するかで決まります。

効率化だけを追い求めても、虚しさは残ったまま。

ですが、自分を磨き、あなただけの言葉を持つことができれば、最高のパートナーになります。

すぐに始められること

  • 本を1冊、手に取ってみる
  • 少しだけ、手を動かして作ってみる
  • 感じたことを言葉してみる
  • 少し、非効率な体験を楽しんでみる

遠回りのように感じる思考と行動が、AIを最大限に活用するヒントです。

あなたらしい寄り道の一歩から、明日の自分を少しずつ育てていきましょう。

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